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第7話 所属艦隊が壊滅的な損害を受ける

last update Date de publication: 2026-05-25 20:08:13

私の名前はミズモ・ラン。海洋連合の兵隊よ。先ほど敵のバグ艦隊と遭遇して我らの艦隊は奇襲を食らったわね。

で、今非常警報が鳴り響き艦内通路は全て赤ランプが点灯してるわ。私は緊急用宇宙服を着用し格納庫へと向かったわ。

そして格納庫にどうにかたどりついた私は整備班長のアストナージに尋ねる。

「すぐに出撃するができるか」

返事はこう来た。

「無理っす。さっきの直撃で戦闘用MSは全損しました。今すぐ出せるのは整備用のMSだけです」

「そうか。ならそれに乗る。ありったけの対艦兵装を用意してくれ。すぐに出るぞ」

「判りました180秒ください」

「おっしゃあ判った」

そんな感じであたしは大急ぎでMSを起動させ武装の確認後緊急出撃として迎撃にでたわね。

そのころカチューシャやケイたちは

「ちょっと。あたしたちの船は大丈夫かな。仲間たちはどうなのかしらね」

「大丈夫よミーたちが救助するね。迎撃はMSにまかせるしかないね」

「そうだね。で、私たちのATはってあたしの機が御釈迦になっているわね。ってあそこにあるのって帝国のMSじゃあないの。整備班のアストナージさんだったかしらあそこのリーオは使えるのかしら」

「ああ。使える。ただ、武装がないから作業用機としてつかってるが」

「じゃああたしがそれ乗れるから使わせてもらうわ。マシンガンかバズーカがあればいいのだけど」

「マシンガンがあるが帝国規格じゃあないぞ。だがそれでいいならある」

「それでもどうにでもなるでしょ。出るわ」

そんなやり取りがあったようだ。なお、マリー達の機材も全損だったそうで彼女たちもパイロット用バトルドレスを装備して各砲座について迎撃を行っていたりする。

一方、出撃した私は後ろから帝国のリーオが来ているのを見て通信を入れると中にはカチューシャが乗っていたので驚くも非常事態故に隊長も目をつぶっているようだった。

まあ、船がボカチンくらうよりかだしね。とおもうと随伴のコルベットが一隻轟沈した。

「護衛がやられたか。カチューシャ。私の無線コードはストーム1だ便宜上君はストーム2というコールサインになるけど勘弁して」

「判ったわ。リーオなら私も乗り慣れている背後は任せて」

「頼む」

そんなかんじで私たちは敵艦隊に突っ込んで共同で敵戦艦を撃破し艦隊が逃げ出したのを見て私たちも艦隊へと戻ったわね。

「ストーム2。いやさカチューシャ。あんた良い腕だ。ATよりもMSの方が適正ありそうだな」

「そうね。とりあえず推進剤も限界ギリギリだし戻りましょ」

「そうだね」

そして母艦に戻ったのはよかったが迎撃が間に合わず護衛の艦船は皆大破航行不能状態であり母艦の方も大破しており今回の襲撃の酷さを物語っていた。

で、母艦宙域にもどった私たちは生存者の救出にかりだされたわね。で、ATの連中も同じくだそうだ。でも、生存者は殆どいなかったわね。

そしてカチューシャの方は

「うーん。私たちはどうにかなったけれど後方の連中の被害が甚大ね。8割のうち半数が即死残りも重傷で軽症者は僅かか・・・。ノンナたちはどうやら生きているけれどね」

「隊長。おらたちもどうにか逃げられただよ。でもミーシャたちはダメだったよ」

「そう。アリーナたちが生き延びただけでもよしとしないとね。でも私たちの船も御釈迦になっちゃったわね」

「そうですね。せっかくスクラップから作り上げたフネですが。また再建しましょう」

「そうだね」

「ところでこちらの損害はどうなっているのかしら」

「隊長は戦死しちゃったわね。まあ、一番最先任であたしが代行してるけれど」

とケイさんが言う。

「そっか。MS隊のパイロットはいるけれど機材は無し。AT隊も壊滅か。そして乗組員の大半が怪我人で重軽症多数というありさまか。で、司令である隊長も戦死で、船のほうはメインエンジン損傷で自力航行不能ということかこれって最悪の事態ともいえるわね」

「そうなるわね。まあ、幸いというべきかダメコン要因や機関兵、整備兵たちが無事だったのが幸いかな」

「これは素直に救援呼んだほうが良い状況だね」

「そうなるけれど。私たちはゴミ部隊だから救援にきてくれるかどうかだしね。シローたちも皆戦死しちゃったからねぇ」

「そうか。ケイも大変だね」

「なにいうの。あんたも軍曹なんだからやってもらうわよ」

「はいはい」

「一回でいいの。それよりも彼女たちの処遇をどうする」

「どうするってこの際現地雇用兵としてという扱いか遭難者ということでいいんじゃあないかな」

「そうなるわねぇ」

という感じで最寄りの基地まで戻るべく船の応急修理を行っているとそこに巨大な艦隊がやってきたようだった。

そして、通信が入る。

司令、艦長などの士官のほぼ全員が戦死ないしは重傷で任務続行不可の状況であり、その上最上級下士官であったケイ女史もまた。急に倒れて医師長の佐渡先生の所に担ぎ込まれたので現時点で私がこの部隊の臨時指揮官ということになったわね。

そこで無事だった通信手から通信が入ってきたことを伝えられ私はその回線をつなぐように伝えたわね。

そして、メインモニターも死んでいたので通信用のインカムによる音声での会話をしたわ。

その結果、応急修理として随伴していた自走式工作ドックに入渠することが決まり、船はそのままドックに入渠したわ。

で、ドッキングベイが接続されエアロックが開放したときに私と無事だった連中を集めて入ってきた士官様を敬礼で出迎えたけれど、その士官がとても嫌な奴だったと認識したわね。

「私は第二艦隊参謀のルイジ・ロッソ少佐である。この部隊の指揮官は誰だ」

「自分であります」

「お前は名前は何という」

「独立混成機動中隊第01人型戦車小隊小隊長の瑞雲嵐軍曹であります。艦隊はヤドカリ型戦艦を旗艦とした艦隊に襲われ艦隊は壊滅状態であります。指揮官以下士官は全員戦闘行動不可能であり、現在私が最先任の状況であります」

「うむ。そうか。しかしなんだその恰好は服装の乱れは風紀の乱れだぞ。貴様ら全員罰直を言い渡す」

「ハイ。いいえ。しかしながら我々は不眠不休で船を沈めさせまいと全員応急修理と怪我人の治療などをおこなっており、その上居住区も被害を受け使用不能の状況であります。そのためその罰直は不服であります」

「なんだと。貴様いい度胸だ貴様抗命するとはな。連帯責任で全員死刑だすぐに手配しろ」

「なんですって。それが軍のやり方なのですか。我々は国家のために命を尽くしている兵をそのようなことで処刑するのですか。兵隊を育てるのにべらぼうな金額がかかっているのを参謀は知らないのですか」

「だまれ。貴様ら兵隊は我々の命令に従えばいいのだ軍曹。貴様から処刑する」

そういうや否や彼は銃を抜いて私を射殺しよう銃を抜くがとっさに私は訓練された対処法が考えるよりも先に体が反応し懐に潜り込みそのまま銃を持つ腕をへし折りそして流れるように奴の背後を取ってそのまま首をへし折ろうとしたがそこで声が聞こえた。

「マテ。そこまでだ。少佐、判っただろ。これが実際の戦場だ。衛生兵怪我人が一人増えた。軍曹すまなかったな」

「はい。正当防衛とはいえ上官に手をかけた以上逮捕でありますか」

「それはないな。非は上官サイドにありだ。今回の一軒は少佐が暴走したので君は回避したけっか彼はケガをしたということになるな。しかし、君は相当な修羅場をくぐったようだな」

「ありがとうございます」

「うむ。私はアルバート・ウェスカー大佐だ。ルイジの上官でもある。とりあえず負傷者はこちらの負傷者と同じ便で引き揚げさせよう。君はどうするかね」

私は答える。

「指揮官がいなくなってしまった以上この部隊は消滅と同じでありますが補給、再編成のために後送をえらびます。すでに戦闘用機材もすべて消失し戦闘行動はおろか部隊運営すらままならない状況でありますのでこのまま編入しても足手まといになるだけであります」

「そうだな。では私の権限で君たちの部隊は後方に下がり給え」

そして大佐たちは母船の方に戻り私たちは再び船の復旧作業に従事したわね。

数日後どうにか船を自力航行が可能な状態にまで直した我々は数隻の護衛コルベットと共に木星圏の補給所へと進路をむけたわね。

まあ、そこまでたどり着くまでが大変だったけれど。

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