Masuk私の名前はミズモ・ラン。海洋連合の兵隊よ。先ほど敵のバグ艦隊と遭遇して我らの艦隊は奇襲を食らったわね。
で、今非常警報が鳴り響き艦内通路は全て赤ランプが点灯してるわ。私は緊急用宇宙服を着用し格納庫へと向かったわ。
そして格納庫にどうにかたどりついた私は整備班長のアストナージに尋ねる。
「すぐに出撃するができるか」
返事はこう来た。
「無理っす。さっきの直撃で戦闘用MSは全損しました。今すぐ出せるのは整備用のMSだけです」
「そうか。ならそれに乗る。ありったけの対艦兵装を用意してくれ。すぐに出るぞ」
「判りました180秒ください」
「おっしゃあ判った」
そんな感じであたしは大急ぎでMSを起動させ武装の確認後緊急出撃として迎撃にでたわね。
そのころカチューシャやケイたちは
「ちょっと。あたしたちの船は大丈夫かな。仲間たちはどうなのかしらね」
「大丈夫よミーたちが救助するね。迎撃はMSにまかせるしかないね」
「そうだね。で、私たちのATはってあたしの機が御釈迦になっているわね。ってあそこにあるのって帝国のMSじゃあないの。整備班のアストナージさんだったかしらあそこのリーオは使えるのかしら」
「ああ。使える。ただ、武装がないから作業用機としてつかってるが」
「じゃああたしがそれ乗れるから使わせてもらうわ。マシンガンかバズーカがあればいいのだけど」
「マシンガンがあるが帝国規格じゃあないぞ。だがそれでいいならある」
「それでもどうにでもなるでしょ。出るわ」
そんなやり取りがあったようだ。なお、マリー達の機材も全損だったそうで彼女たちもパイロット用バトルドレスを装備して各砲座について迎撃を行っていたりする。
一方、出撃した私は後ろから帝国のリーオが来ているのを見て通信を入れると中にはカチューシャが乗っていたので驚くも非常事態故に隊長も目をつぶっているようだった。
まあ、船がボカチンくらうよりかだしね。とおもうと随伴のコルベットが一隻轟沈した。
「護衛がやられたか。カチューシャ。私の無線コードはストーム1だ便宜上君はストーム2というコールサインになるけど勘弁して」
「判ったわ。リーオなら私も乗り慣れている背後は任せて」
「頼む」
そんなかんじで私たちは敵艦隊に突っ込んで共同で敵戦艦を撃破し艦隊が逃げ出したのを見て私たちも艦隊へと戻ったわね。
「ストーム2。いやさカチューシャ。あんた良い腕だ。ATよりもMSの方が適正ありそうだな」
「そうね。とりあえず推進剤も限界ギリギリだし戻りましょ」
「そうだね」
そして母艦に戻ったのはよかったが迎撃が間に合わず護衛の艦船は皆大破航行不能状態であり母艦の方も大破しており今回の襲撃の酷さを物語っていた。
で、母艦宙域にもどった私たちは生存者の救出にかりだされたわね。で、ATの連中も同じくだそうだ。でも、生存者は殆どいなかったわね。
そしてカチューシャの方は
「うーん。私たちはどうにかなったけれど後方の連中の被害が甚大ね。8割のうち半数が即死残りも重傷で軽症者は僅かか・・・。ノンナたちはどうやら生きているけれどね」
「隊長。おらたちもどうにか逃げられただよ。でもミーシャたちはダメだったよ」
「そう。アリーナたちが生き延びただけでもよしとしないとね。でも私たちの船も御釈迦になっちゃったわね」
「そうですね。せっかくスクラップから作り上げたフネですが。また再建しましょう」
「そうだね」
「ところでこちらの損害はどうなっているのかしら」
「隊長は戦死しちゃったわね。まあ、一番最先任であたしが代行してるけれど」
とケイさんが言う。
「そっか。MS隊のパイロットはいるけれど機材は無し。AT隊も壊滅か。そして乗組員の大半が怪我人で重軽症多数というありさまか。で、司令である隊長も戦死で、船のほうはメインエンジン損傷で自力航行不能ということかこれって最悪の事態ともいえるわね」
「そうなるわね。まあ、幸いというべきかダメコン要因や機関兵、整備兵たちが無事だったのが幸いかな」
「これは素直に救援呼んだほうが良い状況だね」
「そうなるけれど。私たちはゴミ部隊だから救援にきてくれるかどうかだしね。シローたちも皆戦死しちゃったからねぇ」
「そうか。ケイも大変だね」
「なにいうの。あんたも軍曹なんだからやってもらうわよ」
「はいはい」
「一回でいいの。それよりも彼女たちの処遇をどうする」
「どうするってこの際現地雇用兵としてという扱いか遭難者ということでいいんじゃあないかな」
「そうなるわねぇ」
という感じで最寄りの基地まで戻るべく船の応急修理を行っているとそこに巨大な艦隊がやってきたようだった。
そして、通信が入る。
司令、艦長などの士官のほぼ全員が戦死ないしは重傷で任務続行不可の状況であり、その上最上級下士官であったケイ女史もまた。急に倒れて医師長の佐渡先生の所に担ぎ込まれたので現時点で私がこの部隊の臨時指揮官ということになったわね。
そこで無事だった通信手から通信が入ってきたことを伝えられ私はその回線をつなぐように伝えたわね。
そして、メインモニターも死んでいたので通信用のインカムによる音声での会話をしたわ。
その結果、応急修理として随伴していた自走式工作ドックに入渠することが決まり、船はそのままドックに入渠したわ。
で、ドッキングベイが接続されエアロックが開放したときに私と無事だった連中を集めて入ってきた士官様を敬礼で出迎えたけれど、その士官がとても嫌な奴だったと認識したわね。
「私は第二艦隊参謀のルイジ・ロッソ少佐である。この部隊の指揮官は誰だ」
「自分であります」
「お前は名前は何という」
「独立混成機動中隊第01人型戦車小隊小隊長の瑞雲嵐軍曹であります。艦隊はヤドカリ型戦艦を旗艦とした艦隊に襲われ艦隊は壊滅状態であります。指揮官以下士官は全員戦闘行動不可能であり、現在私が最先任の状況であります」
「うむ。そうか。しかしなんだその恰好は服装の乱れは風紀の乱れだぞ。貴様ら全員罰直を言い渡す」
「ハイ。いいえ。しかしながら我々は不眠不休で船を沈めさせまいと全員応急修理と怪我人の治療などをおこなっており、その上居住区も被害を受け使用不能の状況であります。そのためその罰直は不服であります」
「なんだと。貴様いい度胸だ貴様抗命するとはな。連帯責任で全員死刑だすぐに手配しろ」
「なんですって。それが軍のやり方なのですか。我々は国家のために命を尽くしている兵をそのようなことで処刑するのですか。兵隊を育てるのにべらぼうな金額がかかっているのを参謀は知らないのですか」
「だまれ。貴様ら兵隊は我々の命令に従えばいいのだ軍曹。貴様から処刑する」
そういうや否や彼は銃を抜いて私を射殺しよう銃を抜くがとっさに私は訓練された対処法が考えるよりも先に体が反応し懐に潜り込みそのまま銃を持つ腕をへし折りそして流れるように奴の背後を取ってそのまま首をへし折ろうとしたがそこで声が聞こえた。
「マテ。そこまでだ。少佐、判っただろ。これが実際の戦場だ。衛生兵怪我人が一人増えた。軍曹すまなかったな」
「はい。正当防衛とはいえ上官に手をかけた以上逮捕でありますか」
「それはないな。非は上官サイドにありだ。今回の一軒は少佐が暴走したので君は回避したけっか彼はケガをしたということになるな。しかし、君は相当な修羅場をくぐったようだな」
「ありがとうございます」
「うむ。私はアルバート・ウェスカー大佐だ。ルイジの上官でもある。とりあえず負傷者はこちらの負傷者と同じ便で引き揚げさせよう。君はどうするかね」
私は答える。
「指揮官がいなくなってしまった以上この部隊は消滅と同じでありますが補給、再編成のために後送をえらびます。すでに戦闘用機材もすべて消失し戦闘行動はおろか部隊運営すらままならない状況でありますのでこのまま編入しても足手まといになるだけであります」
「そうだな。では私の権限で君たちの部隊は後方に下がり給え」
そして大佐たちは母船の方に戻り私たちは再び船の復旧作業に従事したわね。
数日後どうにか船を自力航行が可能な状態にまで直した我々は数隻の護衛コルベットと共に木星圏の補給所へと進路をむけたわね。
まあ、そこまでたどり着くまでが大変だったけれど。
私の名前はフリッツフォンマインシュタイン。帝国軍大佐である。身体的欠陥というか幼少期の事故により私の両目は人工の眼球でこうせいされている。通常の人間と同じく物は見えているので軍務も支障はないが、私の本分は参謀職である。私ごとであるが海洋連合軍の一人の女性准士官と深い仲となり、彼女が負傷による軍務続行不可で退役となった時点で私は彼女にプロポーズをしたのである。その結果は彼女にしてみれば帝国貴族の私の妻ならば衣食住は確保されているという事であり彼女の肉体的欠陥を知ったうえでのプロポーズであるので彼女は即決であったのは驚きである。まあ、我々二人は結婚式という派手な虚飾を嫌っているし彼女もそれを望んでいなかったが彼女がどうしてもやりたかったと言って純白のウェディングドレスを着て写真を撮りたいという我が儘というか希望をかなえてあげた。マヒした左足の再生医療として注入した再生用ナノマシンの副作用なのか機能不全を起こしていた子宮が回復したのは大いなる副産物であったな。左足の方も杖なしで歩ける程度というか日常生活を送る程度には回復したのはとてもうれしいことである。リハビリといって彼女は毎日ママチャリという日本地区で標準的な自転車に乗って数km離れた商店街で毎日買い出しに行って買い物をしており、子育ての合間を縫って通信制大学に入るべく勉学に励んでるそうだ。私も及ばずながらいろいろと手ほどきをしてるのだが彼女はまさに優秀と感じたな。すでに大学入試受験資格検定を合格したと聞いた時は私も大喜びをしたものだ。そして今の私は海洋連合日本地区の大使館付駐在武官として朝9時から夜の17時の週5勤務を行っていたりする。もっとも、駐在武官といえば合法的スパイというか武官同士での話し合いなどが行われていたりして意外と忙しい仕事でもある。だが、この仕事をもって私自身も退役を願い出ようと思うのだ。既に一生食うには困らない程度の資産はある、それに今の私には守るべき妻や子供がいるのでな。下手に戦場に出て彼女を未亡人にはさせたくないし生まれた子供たちに寂しい思いはさせたくないという感情が湧いたのは私自身の変化に戸惑ったりしている。おそらく以前の私を知るものが今の私の姿をみれば大いに驚くであろう。以前の私はドライアイスの剣とか言われるほどの悪く言えば冷酷、よく言えばリアリストといえばよいだろ
「咲夜。私たちの軍務期限が終わって無事に除隊できたけれどこれからどうしようか」「そうよね。美鈴《めいりん》と一緒に除隊できたのはいいけれど仕事の口を探さないとまずいわね」「そうよね。一応恩給はもらえるけれど昨今のインフレでは食うのも不自由だからなぁ。とりあえず一時的な住む場所はどうにかしてるけれどこの施設もいずれ出ていかないと駄目だしね」「そうだよね。私たちが今いるところは退役軍人の一時居住施設だからね」あ、自己紹介が忘れていたわね。私の名前は十六夜咲夜《イザヨイサクヤ》隣の女性は紅美鈴《ホンメイリン》ね。まあ、私たちは中華帝国系の血を引いてるけど一応、海洋連合に国籍を持ってるけれどね。まあ、私たち二人の関係だけど幼少期からの腐れ縁でもあり百合の関係だったりするけれどね。あたしたちとある大金持ちの家で住み込みのメイドとしていろいろとしていたけれどその大金持ちが没落して。私たちは暇を出された。行くところもなかったので軍に入ったのよね。「一応、私たち、掃除洗濯炊事といった基本的な仕事はこなせるよね」「そうだよな。あとは軍でパワードスーツ操縦技能資格を取ったしね。どこぞの工事現場とかの食堂で飯盛り女としてもできるしホテルのスタッフとしてもだよな」とメイリンが答える。「私は美鈴と一緒に仕事がしたいけれどね。だって私は美鈴が好きだし」そんなことを話しながら職業安定所で求人票を一通り見てみたがめぼしい募集はなかったわね。それで日銭というか食うために私たち二人は家政婦仲介所で二人とも登録するべく建屋に入ろうとしたときに私は白髪の男性とぶつかってしまった。「申し訳ありませんお怪我はございませんでしょうか」「それは大丈夫だ。だが、前方はよく見るように。おや。君たちはたしかミズモ・ランがいた部隊のスカウトか君たちがなぜこのような場所に来たのだ。そのあたりの話が聞きたいがどうかね」「それは問題ありません」「私も美鈴と同じ意見なので。どこで話をしましょうか」「うむ。ならば私の屋敷で話そう」そんな感じで私たちは帝国軍人それもお貴族様のお屋敷にきたわね。まあ、駐在武官がすむ屋敷だったわね。「私の名前はフリッツフォンマインシュタイン帝国大佐である。君たちの名前を知りたい」「私の名前は十六夜咲夜《いざよいさくや》元連合の上等兵になりますね」「私は紅美鈴《ほん
「なあ。美也。あのランが負傷除隊でいなくなってからあたしたちも満期除隊で除隊したのは良いけれど、世間の風は冷たいぜ。そう思うだろう美也」「ホントそうだね。私たち手足がまともについている状態で最前線に従軍して満期除隊できたというだけでも幸運の持ち主といえるのかもね真理愛」「だよな。だけど、食い扶持をどうにかしないと飢え死にするぜ」「とりあえず。五体満足で無事に軍隊を除隊できたそれだけでも儲けものじゃあないかしら真理愛、美也」金髪の女が二人に言う。美也と真理愛は答える。「確かにそうだけど、軍も薄情だよなぁ。僅かなはした金と給付金手続き用の書類だけ渡されてだしな。まあ、退役軍人向けの下宿があるから当面は住処には困らんがマジに食い扶持と住まいを何とかしないと俺たち飢え死一直線だぜ」「そうね。食い扶持というか仕事を見つけないとね。軍人年金とはいえ。上等兵の恩給なんてたかが知れているしね。でアリスには何かいいアイディアがあるのかしら」アリスは答える。「そうねぇ。現状私たちは女よね。それも体には大した傷跡もない。まあ、膜にかんしては3人とも破れているとして、手っ取り早く稼ごうというのならば、それこそ風俗店やスナック、キャバクラなどの店で働くだね。でも、これにはデメリットが大きいよ。若いうちはそれで稼げるけれど、若さは永遠じゃあないから衰えたら稼げなくなって悲惨な目に合うわ。それに性病などのリスクもあるからこれは最後手段となるわね。今の私たちが持っている資格といえば、強化外骨格作業機2級、小型汎用作業機1級、宇宙作業技能3級という感じね。まあ、宇宙港や空港などで貨物の積み下ろし作業員という手もある。他にはあたしは調理師持ってるけれど、真理愛や美也は何か資格があるかしら」真理愛が答える。「あたしか一応、軍に入る前にはきのこの研究家をしていてキノコ鑑定士やキノコの判別栽培をしていたけれどね。まあ、山林でキノコ採りとかでないとほとんど使えないかな」美也も答える。「あたしは一応、親が神社だったから、神職と巫女の資格は持ってるわね。でアリスの方は調理師以外になにかあるの」アリスは美也の質問に対して答える。「一応、調理師以外にはハンターも持っていたけれど、期限切れだから再試験受けないと無理ね。あと、日本地区で銃砲を所持しようとしたら結構大変ね」とまあ、オンナ三人
「いらっしゃいませ。ってラン。あんたいつ地球に戻って来たの」「外宇宙の拠点構築任務でケガして軍務続行不可能となってね。それで負傷除隊ということになったよ。まあ、懲罰部隊といえども負傷除隊はその限りではないしね。沙織も元気そうでなによりだよ」「そうね。ってランあんた結婚したんだ」沙織があたしの左手の薬指にはめられている指輪を見て訪ねてくる。「そうだよ。相手は帝国の将校さんとね」「そっか。ランあんたも幸せを掴めてよかったよ。今日はご飯をたべに来たの」「それもあるけれど旦那においしい店を教えておこうと思ってね。で、いきなりだけど今夜予約とれるかしら」「それはまあ、大丈夫よ」「ありがとね」という感じでお昼のピークタイムが終わって一息ついていた時に、以前店に来たランから今夜店に来るから予約したいとのことだったわね。で、その日の夜。予約時間5分前に彼女は旦那を連れて店に来たわね。まあ、ディナータイムに来てコース料理を食べてくれたわ。で、店がバータイムに入ってひと段落下ころ私はランの元に向かったわ。「如何でしたか本日のお料理は」「うむ。とても美味であった。シンプルな料理だがそれ故にとても美味であった。ところで女将でいいのかな。私はフリッツフォンマインシュタインである。となりは妻のランであるがフロイライン。君の名前をぜひ」「あ、私ですか私はタケベサオリと言います。ランとは戦友でした。ランとは違う部隊でしたが何度かランと同じ戦場に立っていましたので」「そうか。君はどの兵科にいたのかね」「空間機動歩兵をしてました。まあ、私も何度か実戦は経験しましたが、隊長が気を利かせてくれたのか上等兵になってからは木星の補給ステーション警備任務がメインでしたので」「そうか。フロイラインタケベ。君の料理は実に美味だった。ディナータイムには間に合わぬかもしれんがバータイムに私たちは来よう。お酒も料理も実に絶品だったでは失礼する」彼はそうして店を去ったわ。で、この後がとても大変だった。本当にあの人はガチで帝国の将校さんだったらしく、同期や部下を連れてきてくれたわ。私の方も金髪イケメンの将軍様に求婚されて結婚することになったわね。まあ、お店の方は弟子のケイに店を渡したよ。まあ、ケイもあたしが幸せになると聞いて大いに喜んだ。私が結婚してからだけど、店は大いに活気があ
シリウス星系 ワープゲート建設予定地「おーい。コネクターの接合はどうなってる」「すべて正常につながってるぞ」「そうかフレームの方はどうだ」「問題ない」「フレームを動かすぞ注意しろ」私の名前はミズモ・ラン海洋連合所属の准尉だね。今はシリウス星系外縁で対バグ戦闘に備えての橋頭保確保のために、輸送艦隊を迅速に運ぶためのワープゲートの建設が行われている。そこで私はその護衛としてモビルスーツに乗って工兵隊の護衛をしているのである。帝国軍、海洋連合軍人がお互いに協力して作業をしてるという光景は地球圏では見ることはないがここでは常な光景であったりする。個人的にはモビルスーツも作業に従事させればとも思うけれどサイズ的にでかすぎてということでAT隊の皆さんが工兵として作業を行っているのである。それからしばらくして交代が来たので私は母艦であるガンビアベイに戻り格納庫の所定の位置にモビルスーツを固定させる。「お疲れ様です。どうでした」整備兵の質問に私は答える。「ん。今のところ敵の襲来もなく確実に建設は進んでるわね。作業進捗予定通りという感じかな」「そうですか機材の方はどうです」「特に問題は無いね。一応チェックリストをまとめておいたのであとはよろしくお願いね」「わかりました」そんな感じで私はモビルスーツコックピットのハッチを開けて機体から降りる。そしていつも通り今回の出撃の報告書をまとめて指揮所に提出し本日の業務が完了となり、いつもの通りに腹を満たすべく食堂へむかうと帝国軍の士官様が配膳口に並んでいたのである。「あら、帝国軍士官が珍しいですね。ここは兵員食堂ですがって。オスカー大佐なぜここに」「簡単だ。兵隊の食するものも我ら士官が食う献立どのような違いがあるのか否かを知りたかっただけだ」彼の問いに私は答える。「そうですか。少なくても連合では兵隊も士官も食べている献立は変わりませんよ。まあ、配給される器が違いますが、普段の航行中や戦闘時の配給食は兵隊も士官も変わらないですね。それに士官と兵隊で献立が違っていたら、兵站というか主計課の皆さんも余計な手間でしょうに」「そうか。その辺は合理的ともいえるな。だが、この船の食事はとても美味である」「そうですか。それ料理長の鳳鳴さんが聞いたら喜ぶよ。彼女元豪華客船でチーフコックをしてたそうだけど今ではこの
私の名前はミズモ・ラン海洋連合軍准尉であり、総撃墜数500以上のエースだったりする。まあ、元は戦闘工兵として数多くの激戦を生き延びた歴戦の戦士ともいえるね。まあ、ある意味火消し部隊で生き延びた故の撃墜数ともいえるけれどそれはともかく。私達ガンビアベイ隊はとうとうオールトの雲に橋頭保を確保することに成功し海洋連合と帝国サイドと共同作戦というか宇宙に関してはお互いに政治的なことはあるにしろ、バグという共通の敵がいるので、共に手を取ってことに当たらねば埒が明かないということで同盟というか共同戦線という形になったのである。そして私が所属している母艦ガンビアベイがその戦いの最前線を任されることになったのである。まあ、わが方は戦闘部隊はともかく艦船特に艦長クラスの佐官、士官不足であったが、帝国サイドから多数の士官が私たちの所にやってきたのである。どうやら帝国の方は艦船不足だったようだ。その為、帝国でも有名な提督がガンビアベイに乗り込むということでいろいろとすり合わせが大変だったけれどまあ、私自身は現場の1兵士としての立ち位置であったりするのでその大変さを傍目で見ながら現場の格納庫で機材の整備や調整をしていたりしてたのである。で、ガンビアベイが旗艦となって帝国艦隊と海洋連合の合同艦隊というがまあ、双方ともに掃きだめというか兵士としては超一流だけど性格、素行不良な連中ばかりが集まった部隊になったね。参謀と司令官としてマインシュタイン大佐とオスカー大佐の指揮でやることになったね。あ、そうそうシーマ中佐は例によって第三戦傷で後送されてしまったよ。あの様子では時間の問題だったね。そんなこんなでいよいよ外宇宙へいくことになるのであるが、休憩所で一休みしてるとマインシュタイン大佐が私に話しかけてきた。「いよいよ。人類は太陽系から離れることになる作戦上はシリウス星系に拠点を設けるというがどうかね」という質問に私は答える。「そうですね。一つだけ言えるのは船がやられれば我々は救援もなく野垂れ死にということになるということですね。一度敵の襲撃を受けて本船も航行不能状態にされたこともありましたからね。まあ、その時はまだ太陽系内だったので味方の艦隊と合流できてどうにかなったけれど今回は補給艦や自走ドック艦が後方にいるとはいえ、そのサービス艦隊がやられたら我々の進撃は不可能ということ
私の名前はミズモ・ラン海洋連合軍所属の軍曹。いろいろあって今は懲罰部隊に配属されているが、そこで新型MS実験隊が立ち上がり今はそこの隊長として活躍してるよ。で、今日も今日とて火消し部隊として活躍しているけれどね。「ストーム1救援要請があります」「了解した。私たちは救援要請を受諾。これから掩護に向かう。シャンペン、ブランデー、ワイン。われに続け」という感じでマリオネット隊を率いる私は掩護に向かうことになった。どうやら連合ではなく帝国系の部隊が大型バグに包囲されつつある状況といった感じね。「じゃあワインとブランデーは後方で掩護よろしく。シャンペン行くぜ」「あいよ~」という感じで私
強襲揚陸艦 ガンビア・ベイ 格納庫内にて「アストナージさんよ。これはどうかな」「どうかなって言われてもよ。こいつは相当なものだぞ。関節、油圧系はオーバーホール確定で、電装系、ジェネレーター回りもこれ全交換したほうが良いレベルだ。おまけにフレームもガタが着てる。これはもう無理だぞ。俺としては補給で来た新古品のザク3に乗り換えたほうがいいな。幸い完成機が4機と予備パーツが12機分あるので稼働では問題ないがな」「そうか。気に入っていたけれどこれはもうお陀仏ということになるのね」「そうだな。まあ、パーツ取りとして放置になるだろうな」私が整備班長のアストナージと会話をしてるとケイから隊長が呼
「武器としてアサルトライフル一丁だけではどうにもならん。爆薬梱包はあるけれどあまり派手に使っていると在庫も相当減っている状態だからなぁ。たしか補給担当のマッコイに頼めば発言力やターゲットポイントを使うけれどいろいろな武器弾薬を調達してくれると聞いたから行くとしますか」という感じで私は補給担当のマッコイ爺さんの所にやってきた。「ここがマッコイ商会でいいのだよね」「おうよ。嬢ちゃんは確か新兵の嵐だったな」「そうだよ。で、ここに頼ればどんな武装などもあると聞いてね」「ああ。間違いないぜ。その代わり値は張るがな」「そう。とりあえずMSの武器の目録あるかしら」「ああ。これじゃな」そして
モビルスーツを受領して慣熟訓練を行った数日後我々の部隊に出撃命令が下った。作戦前のブリーフィングによれば敵補給所を襲撃せよとの任務であるが、航空支援や砲撃支援は一切なしとのことであった。まさに捨て駒的な懲罰部隊ということになるわけだね。出撃の準備としてウォードレスを装備しドレスの武器ラックに護身用のナイフとサブマシンガンを装備し、ヘルメットを着用しバイザーを下ろす。生命維持装置は問題なく動くことを確認しバイザーを上げる。そしてコックピット内部にてサバイバルキット、移動用スラスター、生命維持用バックパックを確認しシートに座り固定用ハーネスを装着する。装着後メインバッテリースイッチをオン